スーパーの現在

大手スーパー(イオン、マルエツ)などの方が地域にあるスーパー(おどや等)より単価が200円くらいのものだと20円くらい安く買える→何個買ったら1パーセントキャッシュバックなどということができるのでそうなっている。なので大量に商品をメーカーから購入して売れ残ったやつは最悪半額などにしてとりあえず売る

棚卸しの人件費は以外とバカにならない。売れる商品は棚の下に置くことで在庫の交換などをあまりしなくていいため人件費の削減になるから売り上げアップにつながる

地元のスーパーの方が値段はやや高くなるものの売り上げにつながるような工夫をたくさんしているため優秀な経営者が多い。例えばセットで売る工夫としてテレビで紹介されたレシピなどを店頭に看板などをおいてそれに付随する商品を近くに並べたり、鍋に合う付け合せとしてポン酢やだしなどをおいてみるなど季節にあったポップアップを置いてみたり。大手スーパーは新商品を売るために無理矢理新しい調味料を新しい組み合わせとしてポップアップをおいたりしているが実際にあまり売り上げに繋がらない

大手のスーパーなどは安いものを中心にメニューを組み立てられる料理が得意な主婦が比較的多いが、地元のスーパーにはどちらかというとそれが苦手な主婦などが多い為、地域のユーザー層などによってスーパーの形態などがまったく違う

地元のスーパーなどは肉が強いスーパー、魚が強いスーパーなどのように強みがそれぞれにある為目的をもってそれらを取り扱っている(大手に勝つ為の施策)

業務用の商品は決まった飲食店や業務用スーパーにしか売らないようにできている(市販で買うことができるようになると単価が下がってしまったり、ブランドの価値が下がってしまう為売らないようにしている)

コストコは業務用の問屋として有名であるが、ここでは他では売りっていないような商品もたくさん置いている(エバラの業務用の焼肉のタレなどはコストコか決まった飲食店でしか買えないという)

コストコは他の店が原価の120-130で売っているところを109パーセントで販売している(年会費を取っていたり、しっかりした客の量の確保ができるからそれが可能になっている。また商品の豊富さからもそれを可能にしていて他の量販店には真似できないような仕組みがそこにはある)→客層はメーカーなどと取引できないような小さな飲食店などが多いという

魚屋、肉屋などがまだまだ業務用のスーパーなどの役目を果たしていて地元の飲食店に商品を売っている。客がいなくてもそのようなやり方で経営が成り立っている→メーカーや問屋を通さないと運送料がどうしてもかかってしまう為そのようになっている

オイシックスは野菜に関してはこの野菜が食べたい、他の食材との付け合せなどがあまり固定されていない為理にかなった経営をしている

調子などのスーパーになると銚子港としか取引をしていない為、獲れない魚は置かないけどその周辺に住んでいる人はある程度の料理のスキルがある為それでも経営ができる。一方都心は魚の品揃えが悪かったりするとリピーターとしてこなくなってしまう為リスクが高すぎるからあまりそういうことはできない。また、産地に関してもこの産地の肉や魚が美味しいからそこのものしか買わないというこだわりが消費者によってはある為、様々な地方の産物を取り揃える必要がある