稼ぐには何をするか?

どのように稼ぐ?

稼ぐために何をするか、どんな仕事をやったら良いのだろうか。それは自分が高校を卒業してから常に課題だったものだ。

ここでは一つ下降曲線を描いている業界に乗っかることについて経営者の方とお会いして話をする機会があったので認めたいと思う。

 

インターン他経験は役に立つのか?

下降業界というと何を思い浮かべるだろうか?

私は以前大学在学中にビジネスを始めるならば急激に伸びている業界か急激に落ちている業界を見ろ、その領域を攻めろということをある経営者から教わった。

そのころは自分で何かお金を産むようなことをやっていたわけでもないし特にどこを選んだら良いのか、何をやったら良いのかもわからなかったので、メディアや身近で問題になっていた農業に焦点を絞って夏休みの間農家でインターンをすることにした。

選んだ基準としては田舎で夫婦でゆっくりやっている農家でも良かったが、農家を株式会社化して人を雇用し、利益を産もうとしている方のところでお世話になった。

確かにこの経験を通して得るものがなかったかといえば全くないわけではなかったし、地方の経営者に沢山会って話を聞けたという面では一つ良い経験だったのかなと当時は感じた。

しかし、今になって振り返ってみると大学の時にしてきたそのような経験は全て今の自分の考え方などを作る礎となっているのだがビジネスに直結するようなものではなかった。

それはなぜか、働き始めてお金を作るようになって始めて感じた。

実際に働いて見なくてはどこがどのように繋がってお金になるのか、そもそもの社会の仕組みが全然わかっていなかった。今まで生きてきた最低限の常識の中からこうした方が良いというのはわかるがそのくらいは誰でも思い浮かぶ。

一度その仕事と真剣に向き合って全力で取り組んで見なくてはそのさきは見えない(当たり前であるが)それが2つ、3つと色々な世界を見た時に始めて結びつけることができる。

 

様々な世界を見ながらもその道のプロフェッショナルであれ

このように考えると世のサラリーマン全てにチャンスがあるように感じるが、それはそうであってそうではない。

常に新しい情報や面白い仕事の話に敏感になる必要があるしアンテナを張っていなくてはいけない。

その道でのプロフェッショナルを極めながらも他にアンテナを張ってる必要がある。

しかしそれでは効率が悪い、何故なら人はそのスキルを習得するのに何年、何十年と時間を使わなくてはならない。

簡単な話ではその道のトップに話を聞けば良いのだ。孫正義日本マクドナルドの社長に会いに行って教えをもらったように。

そこでやっと自分のやってる仕事がどのようにその問題点の解決に活かせるかが見えるようになる。

 

車産業

今回話をした某氏は通信バブルの時代に携帯の店舗販売をやっており爆発的に売り上げを伸ばしたそう。

たまたま一緒にやろうと言ってくれた方がその業界にいて急激に売り上げが伸びたそう。

しかしバブルの崩壊と共に多額の借金を抱えた。その後は携帯をやっていた時のリストがあったのでそこにメルマガを送ったりしていたが、その時代若い人しか携帯は触っていないのもあり、全然流行らなかった。(やる時代が早かった)

ゴルフ場のリストを集めて電話やメールにてテレマで商品を売ったりしていたがそこでやっと黒になり始めた。リストを集めて営業メールを送るというやり方を某ガソリンスタンドに導入したところ、売り上げが格段に上がった。そこから様々な店舗のガソリンスタンドに横展し、売り上げを伸ばした。

現在は右肩下がりの業界車業界に携わっているが、この業界は右肩下りで仕事はそこまで減ってはいなくても就労者がどんどん減っているという実情がある。

右肩下がりの業界というのは昔からシステムがあまり変わっていないところが多く、機械も昔のままでほとんんど変わっていないとのこと。人の手が加わっていたところを機械に置き換えることで問題の解決になる。実際にとても簡単で単調な作業がとても多く、簡単な機械を作るだけで解決しそうな問題も多々あるという。(大手は機械を取り入れられるが町工場ではそれがうまくいかない現状があり、コストをなるべく安くしながら導入する方針で動いているらしい)

最近で言うと福岡のバス会社が黒字路線を大幅に削減すると言うニュースがあった。

こちらも自動運転が早く浸透することで解決する問題ではあるが法律が絡むのでなかなか難しいところではある。

 

今後

AIに置き換えられる、機械にとって変わると言う話は至る所でされているが導入に当たって様々な問題を抱えているところがほとんどでなかなか変わっていない現状が至る所で見受けられる。

最先端の情報を常に仕入れ急上昇する業界に乗っかる。そこでのニーズに合わせて行動することが一番の近道である。

昔と違って情報がすぐに手元にくる時代で誰でもすぐに情報をピックアップできる環境がある。それは反面、他の人もそれだけチャンスがあると言うことでもある。

ネットに情報が流れて皆が知る前からその業種のトップを走る人や携わってる人と関わりながら常に追っかけて行くことが今後大事になってくると感じた。